Wonderland of Butterfly 〜揚羽蝶舞う街を目指して〜

Wonderland of Butterfly

両備ヘルシーケアでは、岡山城や岡山後楽園にほど近い、介護施設・「丸の内ヒルズ」や、瀬戸内海に面した玉野市の出崎半島(両備地域ケア総合研究所)において、幼虫のエサとなるウマノスズクサをはじめとした蝶の好む植物の育成を行い、蝶の舞う環境作りを目指しています。

ジャコウアゲハ・ウマノスズクサ
ジャコウアゲハ

【 ジャコウアゲハ Byasa alcinous (Atrophaneura alcinous) チョウ目アゲハチョウ科 】
ジャコウアゲハは、東アジアに広く分布し、日本では、秋田県以南から八重山諸島まで分布しています。成虫は春から夏にかけて、年に3〜4回発生します。
幼虫は、ウマノスズクサ科ウマノスズクサ属の多年生つる植物のみを食草とし、他のアゲハチョウの様にミカンやサンショウ、ニンジンなどの農作物を食害することがありません。
冬は蛹で越冬します。この時期の蛹は数か月間羽化せずに過ごします。暖かい時期の蛹は1〜2週間ほどで羽化しますが、中には長期休眠する蛹もあります。
ゆらーりゆらり、ゆったりと優雅に舞うジャコウアゲハは、カメラの被写体としても好まれ、多くのカメラマンを魅了しています。

ウマノスズクサ

【 ウマノスズクサ Aristolochia debilis ウマノスズクサ科ウマノスズクサ属 】
ウマノスズクサは、ジャコウアゲハやホソオチョウなどの幼虫の食草である。関東地方以南の日当たりのよいところ、特に程よく草刈りがされた里山や河川敷に生えている。
和名の由来は、葉が馬の顔の形に似ていて、花の球形の部分が馬の首に掛けるような鈴に似ていることから命名されたという説と、ただ単に、花の形が馬の首に掛ける鈴のようだということから命名されたという説がある。
多年生のつる植物だが、地上部は毎年枯れる。葉は古代の銅剣とトランプのスペードのマークの中間のような形をしており、緑色で質は薄い。
花は7 〜 9月に咲き、葉腋から伸びる柄の先につく花は、ラッパ状に細長く、やや曲がっており、先端は平らに開いて、一端がやや尖るという奇妙なものである。
基部がやや膨らんでおり、雄蘂と雌蘂はここに収まる。雌性先熟で、受粉の仕組みとして、花の香りでショウジョウバエのような小型のハエを呼び、花の奥にある球形の部分に閉じ込め(途中の花筒に逆毛があるため外に出られない)、花が雄花になると花筒の逆毛が萎縮し、ハエは脱出できるようになる。この時、花粉が付き、次にウマノスズクサの花に入ったときに受粉する仕組みになっている。なお、花弁に見えるのは、実際には萼である。

アオスジアゲハ

【 アオスジアゲハ Graphium sarpedon チョウ目アゲハチョウ科 】
アオスジアゲハは、東アジア、東南アジア、オーストラリア北部の広い範囲に生息。日本では本州以南に分布するが、東北地方南部あたりが北限とされている。成虫の出現期は5〜10月。年3〜4回発生する。飛び方は敏捷で飛翔力が高く、樹木や花のまわりをめまぐる しく飛び回っていることが多い。雄は初夏から夏にかけて水 辺に吸水集団を形成する。 幼虫の食草はクスノキ科植物(クスノキ、タブノキ、シロダモ、ヤブニッケイなど)の葉である。蛹はクスノキの葉を似せた形状をしている。一般のアゲハチョウ類と違い、幹ではなく葉に蛹を形成する。

ナミアゲハ

【 ナミアゲハ Papilio xuthus チョウ目アゲハチョウ科 】
日本では北海道から南西諸島まで全国に分布し、日本以外にも台湾、中国、朝鮮半島、沿海地方まで分布する。 成虫が見られるのは3 〜 10月くらいまでで、その間に2 〜 5回発生する。人家の周辺や草原、農耕地、伐採地など、日当たりの良い場所を速く羽ばたいてひらひらと飛び、さまざまな花から吸蜜したり、水たまりや湿地、海岸に飛来して吸水したりという姿が見かけられる。冬は蛹で越冬する。 天敵は鳥類、スズメバチ、アシナガバチ、カマキリ、トンボ、クモなどである。


蝶についてもっといろいろ知りたい方、こちらのサイトもご覧ください。>>>  チョウの世界
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