あるお部屋でのお話・・・ 〜サン・オークス倉敷〜
「”ぶっしゅかん”という珍しいものがあるから見に来て」と声をかけて頂き、早速お部屋に伺いました。
それはそれは、今まで見たこともない実で、形が手の指のように何本にも分かれていました。名前の由来は、千手観音を思わせるところから『仏手柑(ぶっしゅかん)』と名付けられたそうです。
見ていると思わず手を合わせてしまいそうになる不思議な果実。「仏」という文字が入っているせいか、なんだか見ているだけで心を落ち着かせてくれるような気がします。
3年目の胡蝶蘭の鉢植え、「今回はちょっとびっくりした、1株から2本の花芽が出たことは初めて」と教えてくれました。愛情をこめて手入れをすると花も答えてくれるのでしょう。
お正月の頃にはまだつぼみだったのが、だんだんと咲き始めて今は半分ほど咲いています。
「毎日左右均等に1輪ずつ咲いているのよ」と満開になるのを楽しみされています。