両備ヘルシーケア アカデミーは、岡山の芸術と文化が集積した『岡山カルチャーゾーン』に立地しています。
豊かな自然と文化が織りなす特別な環境で、日本語を学びながら日本文化を深く体験できる学びの場です。
後楽園や岡山城といった歴史的名所、旭川の美しい水辺が近くにあり、四季折々の風景を楽しみながら学ぶことができます。
このエリアには、美術館や博物館など多彩な文化施設が集まり、芸術や歴史に触れる機会が豊富にあります。
市民をはじめ観光客にも愛されるこの地で、日本語学習を通じて新しい発見とつながりを育むことができます。本校は、学ぶ喜びと日本文化の魅力を存分に感じられる環境で、皆様の成長を全力でサポートします。
基本理念
「忠恕の心で、日本語教育を通じて多文化共生社会を築く架け橋となる」
忠恕(まごころからの思いやり)の精神に基づき、笑顔があふれる教育環境を通じて、学習者一人ひとりに寄り添った日本語教育を提供します。学習者が安心して日本社会に適応し、自己実現を果たせるよう支援するとともに、地域社会に笑顔の輪を広げ、多文化共生社会の持続可能な発展に貢献します。
目的
学習者が日本語を通じて日常生活や介護現場、また幅広い職務において必要な能力を身につけるだけでなく、人間的に成長し社会における自立と調和を実現できるよう支援します。少子高齢化が進むわが国において、外国人介護職が果たす重要な役割を深く理解し、日本語教育を通じて学習者が介護現場で活躍し、社会に貢献できる人材となることを目指します。
目標
1.個別対応の日本語教育
学習者が自律的に日本語を習得できる環境を整え、個別面談やカリキュラムの柔軟な調整を通じて、学習者一人ひとりの進捗や課題に合わせた支援を提供します。ICTを活用した効率的な指導、オンライン教材の提供や学習進捗のデジタル管理などの学習支援にも積極的に取り組みます。
2.信頼される人材の育成支援
介護事業者としての専門知識を活かし、実践的な教育を通じて、学習者が介護現場をはじめ特定技能分野全般で信頼される人材として活躍できるよう支援します。職務に必要な技能や日本語能力を養い、円滑な業務遂行と職場での信頼構築を目指します。
3.学習者と教員の成長支援
学習者の人間性を育み、職業人として成長できる環境を提供します。また、学習者だけでなく、教員が継続的に学びを深められるよう、研修の実施や指導法の共有、教育スキル向上のための外部研修への参加を推進します。教育の質の向上に努めるとともに、学習者の満足度を高める取り組みを推進します。
4.地域社会との共生促進と研究協力
地域社会との連携を深め、学習者と地域住民が相互に理解し合える多文化共生の価値を実現します。地域イベントへの参加や職場見学などの交流活動を通じて、学習者と地域社会が直接つながる機会を提供します。また、地域の大学等と協力し、多文化共生に関する意識調査や教育効果の分析など研究活動を通じて、得られた知見を教育内容や指導法の改善に反映させます。
5.教育の継続的な向上と評価基準の明確化
法令や認定基準を遵守しながら、教育内容や体制を継続的に改善します。基本理念がどのように教育活動の中で達成されているかを測る評価基準を明確にしたうえで、ICTを活用したデータ分析やアンケート調査を通じて学習者や教員へのフィードバックを実施し、地域や学習者の声を反映した教育改善を推進します。