お餅つき大会

もちつき-2「モチ」は民俗学でいうハレの日(非日常、とくに神祭など祝いの日)の食べ物で、稲作農耕の食文化の一つとして伝えられました。その餅を食べることで神の霊力を体内に迎え、生命力の再生と補強を、また豊作と家内安全を祈りました。 歴史ある日本の伝統行事のひとつとして捉え、サン・オークス倉敷でもささやかに行いました。男性陣は、はっぴ姿に杵を手に、女性陣は、エプロン姿に餅取り粉で手を真っ白に、それぞれ受け持ちに分かれ、会を盛り上げていただきました。 もちつき-3   つきたてのお餅をきなこ、大根おろし、ぜんざいにしてお好きなメニューをいただきました。 SANYO DIGITAL CAMERA お餅をそれぞれのお好みでいただいてるバックミュージックは、阿智神社の「雅楽部」の皆様による生演奏。千数百年の悠久の歴史を持つ『雅楽』 五臓六腑に染み渡る荘厳な音楽に、お箸をとめ、聞き入る姿も。普段はお目にかかれない鳳笙(ほう-しょう)、篳篥(ひち‐りき)、龍笛(りゅう-てき)などの楽器の音色を聴き、2013年の最後の行事を普段、決して聴くことの出来ない風情ある音楽と共に締めくくることができました。雅楽部のみなさまありがとうございました。雅楽