市民教養講座〜丸の内キャンパス〜
第6回 市民教養講座〜丸の内キャンパス〜が、7月2日(日)に開催されました。
今回講師をしていただいたのは、岡山県立大学名誉教授(元デザイン学部長)の大河内信雄氏でした。
『情感を高めるエモーショナルデザインが人々を幸せにする』と題し、デザインの意義や楽しさなどについてお話しいただきました。
前半はデザインいついての先生の考え方を、言葉(文章)で、しっかりと解説していただきました。
けっこう難しい話になるのかと思いきや、面白い話題を交えながら軽快に話を進められます。
魅力的なデザインとは何か? デザインは人々の幸せのためにある。
人々の心をマイルドにして、結果、社会をもマイルドにするデザイン。人々の心の琴線に触れ、それを買わなくても手にしただけで心の中で思わず微笑んでしまうデザイン。
それがエモーショナルデザイン(情感デザイン)で、
先生は、それを「ウフフ・・・デザイン」と呼んでいるそうです。
そして後半は、先生オススメのウフフデザインの数々を、写真で紹介していただきました。
最後には、先ほど画面で見ていた商品が、次から次へと、カバンの中から取り出され、机の上に並んでいきました。
ユーモアたっぷりで、大変興味深い講演でした。身の回りのグッズを見る目が変わってきそうです。
次回の市民教養講座〜丸の内キャンパス〜は、9/24(日)『ことばの不思議〜おかやま方言の今〜』と題し、ノートルダム清心女子大学文学部の尾崎喜光教授にお話しいただく予定です。
お楽しみに…。