第32回国際アルツハイマー病協会国際会議に参加して

DSC_1988_e 日々、認知症ケアに関わっておられる皆さんへ 2017年4月26日~29日、第32回国際アルツハイマー病協会国際会議(ADI)が国立京都国際会館におきまして開催されました。 日本での開催は、2004年ADI国際会議以来です。 会議プログラム『認知症:ともに新しい時代へ』というものです。 この国際会議に参加出来たことは、我が両備ヘルシーケアに「臨床美術」を取り入れ、認知症進行予防としてアートレクリエーションを実践していく中で、中四国地方でもこの「臨床美術」が介護現場に受け入れられていることが関東、関西圏より評判となって主催者各関係機関のお誘いにより参加の運びとなりました。 DSC_1855_e 両備ヘルシーケア高松と丸の内ヒルズデイサービス、ショートステイを中心に昨年4月より本格的に臨床美術セッションを実施して一年間の集大成という思いがけない大舞台にご利用者の皆様の美術作品を出品させて頂き、世界中の認知症に関わっておられる国際会議参加者の目に留まり、改めて「臨床美術」の美術作品が感心を集めていました。 DSC_1850_e その後も、毎月の臨床美術セッションには多くの方々が参加されて、素晴らしい作品と共に、たくさんの満ち足りた喜びの笑顔が生まれています。会話も弾み、並べた作品を鑑賞する為に作品の所まで移動されて、お互いの絵について熱心な発言が続きます。 6月の課題では、『アジの干物を描く』を実施しています。アジの何とも美味しい、潮騒の匂いの中で夢中になって描く皆様のお姿に圧倒された時間となりました。 DSC_1968_e DSC_1974_e 8月の作品は『クレイペイント揺れる熱帯魚』を予定しています。皆様のご参加をお待ちしています。 丸の内ヒルズ 岡崎 壽子