コスモス観賞ツアー
台風により2日延期となったツアー。参加者も当初より若干減り少し寂しいツアーになるかと思いきや、内容充実、大満足のツアーとなりました。笠岡干拓地に咲く300万本のコスモスは曇り空を一掃するかのような鮮やかなピンク、オレンジ色の花弁が満開。コスモス畑の真ん中に、全体を見渡せる高台がありました。道路を挟んで左右に広がるコスモス畑は車椅子での移動も難なく。途中、持参のスマホでコスモスをパチリ。
笠岡ベイファームのみやげ物屋で笠岡名物カブトガニせんべい、いちぢく、みかん、ぶどうなどたくさんのお買い物ができました。
バスでの帰り道、「仁科会館が通り沿いにあると思うから、寄ってみたい」とご参加の入居者様から提案があり、里庄公民館と併設の仁科会館へ。仁科芳雄博士は日本の物理学者の父とも呼ばれ、ノーベル物理学賞に輝いた日本人はすべて仁科博士の門下生なのです。
その仁科博士が本郷の研究室でサイクロンの研究をしていた頃、女学生だった入居者様が実際博士とお会いして研究について説明してもらった、というのですから、驚きです。
「そうそう、こんな設計図を見たわ。」と当時のことをつい昨日のように目を輝かして話される入居者の方の瞳に圧倒されつつも、偉大な人と直接話を聞いた入居者の方にも驚きを隠せない瞬間でした。
コスモスよりも立ち寄った仁科会館で大いに盛り上がったツアーとなりました。みなさま、お疲れ様でした。