『ひまわり号』ツアー
5月24日『ひまわり号』ツアーに両備ヘルシーケアと関連会社より4名ボランティア参加してまいりました!
『ひまわり号』とは? 簡単に言うと、障がい者旅行です。がJRの車両を貸切りにしてしまうほど、理解のある地元社会とともに実行している旅行です。
私は初参加でしたが、今回で31号目という歴史のある「旅行」です。今回は「高松:栗林公園」へ付き添い旅行をさせていただきました。
朝8時より受付。その30分後に出発セレモニーがあり、伊東倉敷市長も参加されておられました。
そして9時20分に出発~!列車の中で少し早いお弁当をいただきました。
私がお付き添いさせていただいたのは、56歳 男性 A様です。
A様は小児のときから脳性マヒを患い、肢体不自由という障がいを幼いころから持たれていらっしゃいます。もちろん初対面ですから、お身体の状態もわからないのですが、列車内での世間話から少しずつ心を開いてくださっていたかと思います。
列車の中のお弁当でまず食事介助をさせていただきました。朝食はパンを召し上がられているようでしたが、ペロリと食されていました。
12時に高松駅に到着。タクシーで栗林公園に向かいました。
栗林公園内のお食事処の「うどん券」をいただいており、早速うどんを召し上がりました。さすが讃岐うどん、コシのある麺でした。美味しかったです。A様も弁当よりもうどんに満足されているようでした。
そのまま、栗林公園内を見学しました。良いお天気でした。ハトや池の鯉なども元気良さそうです。時期も良かったのか、蓮の花、しょうぶなど花も見て楽しまれていました。
栗林公園の後はタクシー移動し、高松城跡地の玉藻公園を散策しそのまま高松駅へ移動しました。
16時に高松駅を出発すると列車内でビンゴ大会や歌のボランティアの方などこられており移動中も楽しませてくださいました。
A様もとても満足され、最後のアンケートも代筆させていただいたのですが、色々代筆する中に「付き添いの方が良かった」と「来年もよろしく」とお言葉いただき、とても感動し、人のためになったと実感することができました。普段、仕事で高齢者の方々と話すことはあっても、一般障がい者の方とお話しする機会はほとんどありません。A様は年齢からしても高齢者とは違う話題に興味があり、どちらかというと私(42歳)と話が合っていました。とても楽しい充実した時間と空間でした。
来年も是非「ひまわり号」に参加し、ボランティアをしたいと思いました。
平成27年5月24日
Y.T