岡本神草の時代展 〜サン・オークス倉敷〜

寒い寒い真冬の真っただ中、薄曇りの空は時折晴れ間が見え隠れしておりましたが、車中は様々な話に花が咲き、山や海の景色を車窓から眺め笠岡市立竹喬美術館へ到着しました。       今回は若くして没した岡本神草と共にその時代に人気を博していた仲間たちの作品展です。 38歳でこの世を去り、充分な活躍はできなかった神草ですが、作品はいずれも濃艶な雰囲気の女性像で成熟した女性ならではの美しさや舞妓の持つ人工的な美しさをモチーフに独自の世界観に魅せられ甘美な余韻に浸ったツアーとなりました。