日本画の伝統~華鴒大塚美術館 サン・オークス倉敷

梅雨空の中、矢掛を通り抜け井原市にある美術館へ車を走らせ向かいました。タカヤグループが創業100周年を記念し平成6年に開館した日本庭園の「華鴒園(ハナトリエン)」も見事な美術館です。 今回は日本画の伝統と題し、京都で修業を積んだ画壇「堂本印象」「竹内栖鳳」「富岡鉄斎」など伝統を継承しつつ一方で新しい時代の要素を取り入れるなど多彩な様相で見ごたえのある作品でした。 「みんな京都市立美術専門学校ってところで勉強しているね」「同じ先生に教えてもらってたのに作風は違うね」など一つ一つゆっくりと鑑賞されました。 帰りに井原線を並走していると一両だけの井原鉄道と出会い「珍しいもんみたな」「かわいいね」とまた別の盛り上がりもありました。しとしとと降り続く雨の中でしっとりと日本画を楽しめた一日でした。