河合コレクション展 〜サン・オークス倉敷〜
皆様こんにちは。
お盆明けの猛暑の中、ノートを片手にデッサンをしている子供達がちらほら、「夏休み」なのだと実感しながら美術鑑賞をして参りました。
国内有数の学生服メーカー倉敷市の明石被服興業株式会社の第5代社長・故河合正照氏によるコレクション展は、日本画の東山魁夷や上村松篁、陶芸家の濱田庄司、金城次郎、洋画家の岡田三郎助ら日本近代美術の巨匠から、郷土作家まで幅広く、バラエティに富んでおり見ごたえのあるコレクション展でした。
特に郷土作家のコレクションでは、量感のある鮮やかな色彩で風景を描いた洋画家の阿藤秀一郎の作品をこんなにたくさん見ることができるなんて貴重です。
また、備前焼のコレクションは、人間国宝の金重陶陽、藤原雄らの作品はもちろんの事、様々な作品が取り揃えてあり充実した展示会でした。
入居者様から「この人の作品を色々みたけどこの絵は初めてみるな。」「仕事もしっかりしながらいい趣味を持って立派な人じゃ。」「地元に素晴らしい絵を残した人がいたんじゃな。」と好印象を受けたご様子です。
鑑賞の後は倉敷国際ホテルでリオオリンピックにちなんだ世界の料理を堪能しました。