ミャンマーから両備ヘルシーケアに5名が初入社!

このたび、両備ヘルシーケアに、ミャンマーから5名の若者が初めて入社してくれました。両備グループにとって、新しい歴史の第一歩となる、大変うれしい出来事です。

両備グループでは、一昨年から、同じ仏教文化を背景に持つミャンマーとの人財交流を進めたいと準備を重ねてきました。そして昨年11月、現地の日本語学校を訪問し、日本で働く夢を胸に、ひたむきに日本語を学び続ける若者たちの姿に深く心を打たれ、学校との提携を決意しました。

現地で面接を行い、第一陣となる5名を選考。その後は、両備ヘルシーケアの小山代表を中心に、メールやオンラインを活用して日本語や会社生活について熱心な事前研修を続けてきました。
そして6月16日に5名全員が無事来日し、翌17日には両備ヘルシーケアで入社式を迎えることができました。

さらに7月1日には、杜の街プラザ・アンティークルームで歓迎会を開催しました。ミャンマーの日本語学校を代表してミヤミンハンさんをはじめお二人にもお越しいただき、華やかな民族衣装に身を包んだ皆さんの笑顔が会場いっぱいに広がりました。

小山代表と辰巳COOをはじめ、両備ヘルシーケアの皆さんが家族のように温かく迎え、研修を重ねてくださったおかげで、5名はわずか3日で「われらの誓い」の意味を理解し、1週間後には美しい日本語で力強く唱和してくれました。そして何より、両備グループの経営理念である「忠恕」の心をしっかりと理解し、自分たちの言葉で語ってくれたことに、大きな感動を覚えました。

一人ひとりのスピーチでは、全員が口をそろえて「家族のために働きたい」と話してくれました。そして、「もっと日本語を上達させたい」「介護福祉士の資格を取得したい」と、未来への夢を力強く語ってくれました。

その姿を見ていると、日本も戦後の復興期、地方の若者たちが集団就職で都市へ出て、家族を支えるために懸命に働き、日本の今日の繁栄を築いてくれた歴史を思い出します。

これからの日本も、アジアの若い皆さんと共に歩み、共に学び、共に成長していく時代ではないでしょうか。

私とミャンマーとのご縁は約40年前にさかのぼります。岡山経済同友会の産業視察団の一員としてヤンゴンを訪れた際、人々の暮らしは決して豊かではありませんでした。しかし、シュエダゴン・パゴダでは、多くの人々が生活費を切り詰めながらも金箔を奉納し、家族や人々の幸せを祈る姿に出会いました。

「豊かさとは、お金だけではない。」

その光景は今も私の心に深く刻まれています。そして、この素晴らしい心を持つミャンマーの人々のために、いつか何かお役に立ちたいと心に誓いました。

その思いがご縁をつないでくれたのでしょう。岡山市へ留学していたミヤミンハンさんに、両備で使っていなかった社宅を提供したことをきっかけに、ご本人、そしてお兄様のタイジーさんとの交流が始まりました。

さらに、「アジア最後のフロンティア」と呼ばれていた2017年には、日本の優れたコールドチェーン技術を生かしてお役に立ちたいとの思いから、ヤンゴン近郊のティラワ経済特区に、両備グループとしてベトナムに続く海外拠点となる冷蔵・冷凍物流施設を建設しました。現在では、ミャンマーの物流インフラを支える重要な存在へと成長しています。

2021年の軍事クーデター以降、事業環境は決して平坦ではありません。しかし、このような困難な時代だからこそ、ミャンマーの皆さんに寄り添い、苦楽を共に歩むことこそ、本当の国際交流であり、真の友好だと信じています。

今回の5名の来日は、単なる人財採用ではありません。
日本とミャンマーを結ぶ新しい友情の架け橋であり、未来への希望の第一歩です。

これから受け入れ体制をさらに充実させ、一人でも多くのミャンマーの若者が、日本で学び、働き、夢を実現できる環境を築いていきたいと思います。

そして両備グループもまた、彼らとともに成長し、共に幸せを創る企業であり続けたいと願っています。

両備グループ CEO
小嶋光信